#厚生常任委員会 において最後の質疑を行いました。
コロナ関連の医療から福祉全般、子ども、女性関連など多くの議案や課題が多く、非常に学びも多い委員会でした。
私からは以下6項目取り上げました。
【#かながわ健康プラン21】について
本県の目標にある「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」
自殺者や精神疾患者も増加する中、学校や職場など様々な方に対しカウンセリングなど更なる相談体制の強化はとても重要です。日本人は悩みなど一人抱え込む方が多いので、社会全体の #メンタルヘルスへ の意識啓発の強化も求めました。
また、本県は身体活動・運動は全国平均よりうわ回っているにも関わらず、要支援・要介護認定者は増加傾向です。
「#心も身体も幸せな老後」 頑張って働いてきた高齢者が安心できる社会を!
【#災害時における要配慮者支援マニュアル 作成指針と #DMAT】について
今回のトルコ・シリア地震の被災状況をみると、改めて災害への備えは重要です。
R8年までの避難行動要支援者ごとの個別避難計画作成が円滑に進むよう各市町村への支援は元より、様々な防災訓練においても要配慮者支援への対応も取組むこと。 また、本県は県庁・県警本部・横浜市全てが横浜の沿岸部に集中しており、3つの政令市もある中、災害時の医療体制 など様々な連携仕組みの強化を求めました。
【#かながわ男女共同参画推進プラン】の改定について
本県の重点目標「政策・方針決定過程における女性の参画」 県は様々なセミナーを通し実践力の底上げに取り組んでいますが、日本で「#女性の社会進出」が大きくテーマに掲げられ数十年が経過しても #ジェンダーギャップ 指数の順位は毎年低く、2022年においては先進国の中で最低レベルと悲惨な状況です。 さらに、女性地方議員の8割が「働きやすさに課題」と答え、自治会長など地域社会においても、政策・方針決定過程における女性参画は非常に遅れています。
また、母子家庭の貧困率は圧倒的に高く、社会進出も安定した生活が重要です。 多くの課題を抱え、様々世界に遅れをとる日本社会。女性が活躍しやすい環境は社会全体にも有効であり、本県独自の取組を率先し、部局を超え様々な施策からの女性支援を求めました。
【#かながわペット のいのち基金】について
今やペットは大切な家族の一員とされている反面、適正な飼い方が怠り、#多頭飼育 などの課題も生まれています。 県の条例である10頭以上の届け出制度の認知はかなり低く、市町村の掲示板や自治会などのさらなる普及啓発に加え、1973年にできた動物愛護法ではペットは民法から「物」扱い、財産権・所有権という憲法上の観点も変えるべきと、国の法改正も求めました。
【地域福祉推進事業】について
「第三者評価推進事業」については、県民がより良いサービスを受けられるためにも、重要な仕組みですが、現在は努力義務とする保育分野の実績が多いため、すべての分野で国が受審費用を負担し、各分野が受審する仕組みへの取組を求めました。 「重層的支援体制整備事業」については、市町村の包括的支援体制の整備の促進につながるものであり、属性・世代を問わない相談・地域づくりの体制として、県民にとってもメリットは大きが、地域差が出ないようすべての市町村で取組めるよう後押しをすることを求めました。
【共生社会推進加速化事業】について
障がいは、身体的・精神的など一人ひとり様々です。 同じ障がいであっても、困りごとや求めることは異なり、特に増加傾向の発達障がいの子供は2019年には7万人を超えました。 見た目ではわかりにくい障がいのある方もいますので、障がいの多様性を理解し、個々に合った丁寧な対応を求められます。 新規事業「障がい者をサポートするボランテイア隊の新設」や「#ともいきサポーター」の活動がしっかり活かされ、真の共に生きる社会の構築を求めました。
Commentaires