熱海市で起きた土砂災害では盛り土が問題との指摘もあり、神奈川県としては国から総点検依頼があると思われますが、独自に点検を開始しました。
調査対象は現在工事中の土砂条例に基づいて県の許可が必要な2000平米メートル以上の盛り土造成22件で今週から確認作業を始めています。
その22件中、4件が横須賀、4件が三浦との報告も受けました。
早急な点検作業を行い、盛り土に伴う土石流に対する県民の不安の解消に努めるとしています。
以下、黒岩知事 記者会見(7月9日)における「県内の盛り土箇所への対応について」のコメント。
http://www.pref.kanagawa.jp/chiji/press-conference/2021/0709.html
『本県では、2,000平方メートル以上の盛土造成行為は、原則、「土砂条例」に基づき、県の許可が必要となっています。
許可に当たっては、土砂の流出を防止するため、必要な排水施設等の設置を義務付けています。
また、盛土工事の施工中及び完了時には、計画どおり適切に実施されているか、職員が現地にて確認を行います。
県としては、このように盛土箇所の安全を確保しているところですが、今回の災害を踏まえ、今後台風シーズンを迎えることからも、あらためて盛土箇所の安全確認を行うことにし、すでに作業を始めています。
具体的には、現在工事中の盛土箇所について、事業者への聞き取りや県職員による現地調査を始め、危険性がある箇所が見つかれば、事業者に対し、ただちに是正指導を行います。
近く、国からも盛土に関する総点検の依頼があると思われますが、県はそれを待つことなく独自の点検を開始し、盛土に伴う土石流に対する県民の不安の解消に努めてまいります。』
国土交通省サイトより
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