今回は世界共通の重要課題 食品ロス
プラごみ
地球温暖化 の環境問題を中心に7月1日、質問しました。
①食品の資源循環について 県全体の食品ロス は49.9万トンとの報告から、総量は全国で2番目、家庭系は全国で一番多いという数値となり、本県の取組は重要です。
食品ロスは、生産、流通、消費の各過程で日常的に発生しているため
・外食産業における対策強化
・学校給食や病院などの生ごみ削減とした残渣堆肥化など資源循環の推進
・コンビニ等で発生する消費期限切れの弁当などの飼料や肥料へのリサイクルの推進
・災害備蓄品の循環促進
など、多方面の提案をさせていただき、さらに、食品ロスという社会問題解決、フードバンク、 つまり 貧困問題 の支援も視野に入れ、市町村や企業、団体等と緊密に連携し、行政としての実効性ある取組も要望しました。
②プラごみの資源循環について コロナ禍、テイクアウトの増加により容器包装など「プラスチックごみ」は増加傾向。 日本人ひとり当たりのプラごみは世界で2番目。
最近は使い捨てマスクなども増え世界的な問題となる状況を踏まえ、
入口と出口の対策として
・海岸対策
・ごみのポイ捨て禁止
プラスチック製品の使用を控える取組として
・県営施設などのウォーターサーバー設置
・イベント飲食における資源循環な取組
・宿泊業で使用される多数の使い捨てプラ製品の対応強化
・食品容器関連企業や小売店の取組強化
など各方面への取組みを要望しました。また、ごみの削減・資源循環にはコストも手間に対し企業支援の必要性も強く求めました。
③地球温暖化対策の推進について
県内のCO2排出量は46%に見直すとしたが、「SDGs未来都市」である本県としては、県独自の更なる高い目標を設定し、県民や企業の取組も促すべき具体的な計画を創造していくことが重要と考え、次回の全面改定の際には、より高い中期目標の設定について検討して頂くよう要望しました。
またこの秋に発表予定、IGESとの研究成果「脱炭素ビジョン」が県民に活かされ、本県が「脱炭素先行県」となるよう求めました。
今回質疑を行った私と佐々木議員。質疑内容は下記録画よりご覧いただけます。 神奈川県議会 議会中継 常任委員会 令和3年第2回定例会 7月1日
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