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武山養護学校の津久井浜分教室の見学会

本日は武山養護学校の津久井浜分教室の見学会に参加してきました。 こちらは津久井浜高等学校内に5室お借りしての運営となっており、今日は武山学校林校長のご案内で授業風景を見学しました。

農園作業や皮工芸の製品作りなどは、それぞれ担当の生徒の皆さんから丁寧な説明を受けました。

現在は各学年10名前後のクラスですが、卒業後は独立する生徒も半数以上います。 内々定をいただいている生徒のA君は保育士を目指し老人ホームでの就職予定。 B君はとある店舗で接客から商品管理などそれぞれ実習体験もされ、ほぼ内々定。 C君もある業者での作業スタッフ予定と、それぞれ生き生きと今後の夢など話されて頼もしく感じました。

神奈川県では3年前にインクルーシブ教育として茅ケ崎・厚木・足柄がの3つの高校がパイロット校として取組を行っています。 そちらの卒業生は普通高校卒業資格が受け取れるので、専門学校などへの進学も可能ですが、現在の仕組みでは養護学校の高校卒業者には資格がなく入れません。

個性も感性も豊かな子供たち、それぞれの得意性を活かした教育機関・生涯学習の必要性を強く感じました。 2020年度に横浜では、障がいのある方用の専門的学校が立ち上がるともお聞きしました。 誰もが生きがいを持てる社会へ。 県も市もそれぞれの取組がこれからの課題です。



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