現在、日本には有機農業を支える認証制度として国際有機農業運動連盟(IFOAM)の基準に則って作られた JAS認証制度 がありますが、書類作成や登録費などの負担が大きいことから、家族経営や小規模農家などはJAS認証へのハードルが高く、認証を持たない有機農業者が多いのが実態です。
一方、そのIFOAM には1971年にスタートした、もっと簡易な参加型認証制度PGS [Participatory Guarantee Systems]があり、農家の負担を減らせるしくみが取られ現在67か国が修得しています。
これは、国全体として認証を行うJASとは異なり、地域ごとに消費者、生産者が中心となって農場の調査や認証を行い、小規模ながら簡易に有機農業者を増やす仕組みとなっています。
本日は、日本では唯一認証を取られているオーガニック雫石 メンバーの方から、実際の活動を通した勉強会に参加。
「農」を中心に町おこしへと繋がる仕組み、有機農業の推進として前向きに取り入れるべきと考えます。
Comments