先日、県連災害対策本部での台風19号による多摩川沿いの被害調査に早稲田ゆき代議士に随行しました。 川崎市中原区では720件、高津区では560件もの浸水被害。 地元の滝田こうとく県議、市川よし子県議、岩隈千尋市議、田村京三市議にご案内いただき、町内会のお声も伺いました。
皆様より、直接被害状況を伺う機会もあり、たいへん有意義な調査となりました。
私の地元横須賀での災害時にも住民や町内会の方からいろいろお話も伺い、今後は様々な面からの防災対策の強化が必須だと感じています。
とくに、海で囲まれた我が日本は、少し昔に遡れば、人と水とのかかわりは大変豊かでした。たとえば川をみれば、人や物が運ばれる交通や物流の経路であり、同時に情報の経路でもあり、食料を供給してくれるありがたい存在に加え、時に氾濫を起こす怖い存在でもあるなど、日常的に深いつながりがありました。
水文化、昔はたくさんあったようですが、1950年代を境に、水文化が衰退。この途切れてしまった地域固有の水文化を再生させることが、水政策の新しい展開となる。それを誰がやるのかと言えば、少なくとも中央で一括してできるものではない。それぞれの川の表情を見て、過去の伝統を探りながら、地域の人が進めるしかない。こうした考え方のもと、滋賀県立琵琶湖博物館(当時。現在、京都精華大学)の嘉田由紀子先生を委員長に迎え、水文化の検討委員会が初めて旧国土庁につくられました。蛇足ですが、この委員会の委員は全員女性だったようです(国際大学グローバルコミュニュテイーセンター・セミナーより)
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