戦争孤児を受け入れていたことが始まりの社会福祉法人佛子園において行われている様々な事業とコミュニュテイー支援から
多世代共生タウンShare金沢を視察させて頂きました。
高齢者、大学生、病気の人、障害のある人、分け隔てなく誰もが、共に手を携え、家族や仲間、いろんな人とのつながりを大切にしながら、主体性をもって地域社会づくりに参加する仕組み。
「サービス付き高齢者住宅」はペットも一緒に暮らすことができ、共有スペースなどの温もりのある空間では、人とのつながりも自然と生まれる環境です。
「児童入所施設」には、障がいをもつ子どもたちがそれぞれ個室で、一人ひとりに応じたきめ細やかなケアが行われ、他、「学生向け住宅」は、月30時間のボランティアが条件の低額家賃での入居システムなど、ユニークなアイデアがいろいろです。
近隣住民とも繋がりが広がり、芸術・アートを楽しむ文化やアートの香りがあふれ、美しいものやセンスあるものと暮らす、自然と人との交流から心が豊かになる、とても素晴らしい取組でした。
神奈川県でも「当事者目線の障害福祉推進条例」を制定し、共生社会を目指し進めていますが、 Share金沢の人がつながり、支え合い、共に暮らす「ごちゃまぜ」の街づくりは大変参考になりました。
また、ブータンとはパートナーシップ提携も結ばれ、施設内のそば処ではブータン産そば粉を使った蕎麦も頂きました。実はちょうど4年前の同じく11月、私はブータンを旅しており、蕎麦作りも経験。
そんな懐かしい思い出も蘇がえり、昔は国内外のコミュニティタウンやエコビレッジも訪問していましたが、国内における先行事例として、人と人が幸せになる街づくりのハートフルな発想など、視察と丁寧な説明や意見交換等、お時間を頂いた施設の皆さま、ありがとうございました<(_ _)>
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