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“人も動物も満たされて生きる”というアニマルウェルエア畜産に沿った、鳥インフルエンザ対策を


本日は 家畜保健所防衛課の方と意見交換を行いました。



昨年、鳥インフルエンザ対策 に関して委員会で質疑をしており、本県での発生は現在おきていませんが、本日、千葉県内において去年に続き2例目が発生。


約6万6000羽の殺処分という状況もあり、リスクの高い時期、県内では100羽以上の養鶏農家が77戸有り、大規模養鶏農家は愛川町や相模原市が多いのですが、地元横須賀でも数戸大中養鶏農家があり、本日地元の養鶏農家に確認したところ、防鳥ネットなど整備への支援を知らない方もいましたので、改めて対応強化も求めました。



養鶏などの家畜業界 アニマルウエルフェア という、 家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方が世界では進んでおり、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳され、とても重要と考えています。


しかし、2021年10月6日 アキタフーズ元代表者は、アニマルウェルフェアの国際基準を業界に有利な方針に変えようと当時の大臣や当時の元大臣、農林水産省職員に度々働きかけを行い、賄賂を渡すなどしており、鶏卵汚職事件で有罪が確定されました。


この事件の中心にあった話題はアニマルウェルフェアでした。


採卵鶏のケージフリー飼育への移行が始まっている中で、業界はケージ飼育に固執し、そこに農林水産省も同調し続けました。


また、アキタフーズなど業界が働きかけた、卵の価格が下がった時に産卵中の鶏を殺して補助金を得る事業(成鶏更新・空舎延長事業) 2020年度はこれまでで最も多くの産卵鶏が卵の価格調整のために殺されました。


家畜は物ではありません、利益重視ではなく、人と家畜とが相互依存する”ウェルフェア共生システムを求めていくべきです。


今は平飼い卵の需要も伸び続け、横須賀でもケージフリーへの言及は少しづつ多くなってきていますので、“人も動物も満たされて生きる”というアニマルウェルエア畜産に沿った、鳥インフルエンザ対策も今後は必要と感じており、今後も取り組んで参ります!

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