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「社会問題・安全安心推進特別委員会」2つの質問

先日行われた「社会問題・安全安心推進特別委員会」では下記2つのテーマで質問しました。



◆介護と医療の連携について 在宅医療・在宅見取りにおいて、在宅死亡率が2016年度には全国トップという実績のある横須賀。その後も横須賀西地区では、かなりレベルの高い連携システムが構築されています。


・「その実例を県として各地域での取組に活かす」こと

・身近で気軽に相談できる医療の「プライマリ・ケア」総合診療医はあまり認知度や人材も少なく、今後の地域医療を進めていくうえで欠かせない医療として取組の強化

を要望。

また、現在国内では「ポリファーマシー」とも言われる「多重服薬」が懸念されており、これは患者の健康を害するだけでなく、医療費増加や認知症の悪化などの面でも大きな課題。 この課題の解決に向けての「薬剤情報の共有による適正な処方システム」の確認をしました。 「地域包括ケアシステム」を推進していく上では各市町村だけでは解決できない課題がある中、県としての役目は非常に重要。広域的自治体としてさらなる役目を果たして頂くことを要望しました。

◆高齢者が安心できる住まい・施設について 「高齢者が、介護が必要になっても安心して暮らせる社会」の実現に向けては、施設や住まいの量的な整備はもとより、本人・ご家族・ケアーマネージャー・ヘルパー・福祉用具スタッフ・訪問入浴スタッフ・医師・看護師・薬剤師などのチームワーク、関係性が重要です。

しかしながら、介護に携わる関係者や家族の精神的ストレスも時に生まれます。 ご本人はじめ関係者双方への精神的フォローへの取組と共に、高齢者施設の安心・安全に向け、施設への監視も、残る人生をより楽しく過ごしていける環境づくりの強化を要望いたしました。

少子高齢化といわれ、今後も増える高齢者。 誰もが通過する事案として、とても重要な課題です。 あたりまえに安心・安全できる生活を誰もが受けられる社会でなくてはいけません。 今後もしっかり取り組んでいただくよう確認してまいります。

<お話を伺った先生たち> ・潮かぜ診療所の在宅診療で講師もなされる西村医師

 (潮かぜ診療所サイト)

介護と医療の連携に取り組んでおられる中島医師

 (中島内科クリニックサイト)

・レクチャーをお聞きした総合診療医の佐々井医師


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